出展者情報

ツーリズムEXPOジャパン2025　愛知・中部北陸

国立公園（慶良間諸島国立公園／奄美群島国立公園）

〇慶良間諸島は2014年３月５日（サンゴの日）に国立公園に指定されました。
渡嘉敷村と座間味村からなる慶良間諸島国立公園は沖縄本島の西方約40㎞に位置し、ケラマブルーと称される美しい海には、約248種の多種なサンゴが高密度に生息するサンゴ礁や多島海景観が広がります。また、ザトウクジラの繁殖海域でもあります。このような海と陸が連続した多様な景観を有する本公園は、陸域が3,520ha、海域は90,475haと国立公園区域の９割以上が海域となっている海の国立公園です。
慶良間諸島国立公園では、季節を問わず、マリンアクティビティ（スキューバダイビング、スタンドアップパドルボード、スノーケリング、カヤックなど）を楽しむことができますが、毎年12月から3月ごろに慶良間諸島海域に繁殖と子育てにやってくるザトウクジラたちに出会えるホエールウォッチングが有名です。慶良間諸島では、クジラにも環境にも配慮した「100年先まで持続可能なクジラと人が共存できる海へ」を目指して、各村のホエールウォッチング協会が自主ルールを定めてクジラにやさしいホエールウォッチングを行っています。令和６年度には各村ホエールウォッチング協会と環境省が連携してホエールウォッチングのブランドブックを作成し、慶良間諸島のクジラにやさしいホエールウォッチングを知っていただくための取組を進めています。
今年の冬は是非、慶良間諸島国立公園へ！
〇奄美群島国立公園は、奄美群島各島の多様で豊かな生態系や環境文化（人と自然の関わりの中で形成された風景や風土）をその価値として指定された国立公園。
豊かな生物多様性により世界自然遺産に登録された奄美大島は、後期中新世（約 1200万年前～500 年前）までに大陸から切り離されことにより、アマミノクロウサギなどの生き物が遺存固有種となって現在でも生息している。黒潮や季節風の影響により雨が多く、亜熱帯地域としては珍しい多雨林や世界的北限に位置するサンゴ礁など、陸から海にかけての多様な生命を育んでおり、人々の暮らしは周辺の自然と密接に関わっている。固有の動植物が多く生きる森や海を巡る体験、先人から受け継がれてきた伝統文化を体験、豊かな自然とともに心豊かに生きる奄美の人々の暮らしのストーリー、「見えないモノを見せる心旅」を目指している。アドベンチャーツーリズム、ガストロノミーツーリズム、ネイチャーポジティブツーリズム、リジェネラティブツーリズムサステナブルツーリズムを推進しています。

環境省　日本の国立公園の子出展者