和歌山大学は、観光学を構成する「観光経営」「地域再生」「観光文化」という3つの基本領域をコンセプトとした1学科3コースからなる教育体系で、学部および大学院のカリキュラムが組まれています。学部教育では、専門性を高めつつ学際的視点を育むために、分野横断的に学びます。加えてGlobal Programを配置し、国際的視点で物事を捉えて考える力、多様な文化的背景を持つ人々と互いに理解しあえるコミュニケーション力、そして国際的に展開される観光学の専門知識を修得し、自らの考えを発信できる力を向上させます。また、国内外の地域を対象として取り組んできた実践型教育をより一層拡充し、現代社会が抱える諸問題の解決に必要な「包括的対応力（ジェネリックスキル）」を養成します。
　昨年4月、国内初の観光分野の専門職大学院（観光地域マネジメント専攻）がスタートしました。専門職大学院では、「地域価値の創造実現能力」「地域社会との協働的関係性構築能力」「データ分析に基づいた戦略的意思決定能力」という3つの能力を身につけた人材として育成します。
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